今の夢前川はいろいろな鳥達の幼鳥で賑わっています
セグロセキレイやイカルチドリについては紹介しましたが
イカルチドリの幼鳥も大きくなりました
今朝は干上がった河原で成長したコチドリの幼鳥が見られました
幼鳥を連れている親鳥は常にあたりを警戒しながら採餌しています
何かあるとピッピッピッと激しく鳴いて飛び立ち
その間幼鳥は石の間に蹲りじっと危険が去るのを待っています
緑地帯ではツバメの幼鳥が電線に屯して
親鳥から給餌されていました
5時27分親が虫を運んできたのでそわそわし出しました
大きな口を開けて餌をねだっています
親は嘴には虫を咥えていません
顔半分位を幼鳥の中に入れています
虫をはき出しているのでしょう
嘴を少しずつ幼鳥の口から抜いてきました
嘴を抜くと幼鳥が嘴に虫を咥えていました
餌を運んできて10秒ほどの出来事でした
巣立ちしてもしばらくは親から給餌して貰います
河川敷ではヌートリアの子供が
親は警戒心が強くこちらの姿を確認すると川に逃げていきますが
子供はまだヒトの怖さを知らないのでしょう
私たちが近づき声を出しても逃げずに草を食んでいます
何を食んでいるのか見ているとシロツメグサを食べていました
8日の木曜日仕事の帰りに的形の塩田跡に寄ってきました
今年もそろそろカイツブリの営巣の時期なのです
期待していたとおり池の真ん中あたりに浮巣を作っていました
見ていると巣に籠もり抱卵することもなく
巣を離れるときに卵を隠したりする行動が見られなかったので
まだ産卵はしていない様子
さらに近くを探してみると
カルガモが10羽の幼鳥を連れて泳いでいました
幼鳥はかなり大きく成長しています
夢前川ではまだカルガモの親子連れは見られません
またこのように沢山の幼鳥が大きく育つことはありません
ヒナは小さいうちにカラスなど外敵に襲われて
ここまで大きく成長するのは2羽ほどです
ここはよほど安全な環境なのでしょう
さらに見ていると遠くにマガモの番が
夢前川ではホシハジロ雄1羽が居残りしていますが
的形ではマガモが居残りしていました
理由はわかりませんが仲間がやってくる時まで無事に居て欲しいものです